綿100%。。ばかりがいいとは??

育児工房の製品は基本赤ちゃんのための製品となることもあり、代表的な天然繊維の1つである綿素材のものがほとんどです。
でも、「綿100%」ばかりか、というとそうではありません。その製品が必要とされる特性から見て綿以外の、例えば化学繊維を使用することも稀ではありません。


 
例えばニット製品で腹巻やレッグウォーマの場合、「綿97%・ナイロン2%・ポリウレタン1%」という構成になっています。これらのアイテムの場合、その用途からしますと伸縮性が必要となります。そうしますとポリウレタンを使用することで伸縮性がよく還元力がよくなるので使っているうちに伸びてしまってぶかぶかに。。。ということが防げるのです(もちろん完全ではありませんが)。
 
なお、ナイロンについては引っ張りなどに対する強度のアップだと思います。綿の糸は伸縮性があまりなく切れやすいので、こうしたアイテムでは綿100%にすることは難しいのです。
 
以前専門紙で綿100%で伸縮性のあるニットの開発に成功した、という人の話は聞いたことがありますが、その後広がってこないところを見ると、安定した製品化ができないかコストがかかりすぎて実用性がない、といった理由が考えられます。
 
なので、育児工房では合理的な範囲で綿以外の繊維も取り入れています。
 
でも、「どうしても肌が敏感で化学繊維に触れるのが気になる。」という方にちょっと豆知識を工場の方から聞きました。
レッグウォーマについては育児工房では編み方で大きく2種類あります。
デザイン的にはこちらの編み方の方が人気もあるのですが、
 
一般的には「ひき揃え」と言って糸がそれぞれ並行して編まれている、というイメージです。そのため肌にわずかですが(数値上は100本に3本ですが)、触れる可能性はあります。

でもそれに対してリブ編みタイプのこちらのモデル。
こちらは上と下の端の部分に化学繊維の糸が編み込まれているので本体部分は実質、綿100%だそうです。敏感肌で気になる、という方はこちらのリブ編みタイプをお勧めします。

 
レッグウォーマは人気のアイテムで、これからの時期に体温をキープするだけでなく、夏も冷房でベビーカーの高さでは大人が思っている以上に寒いので、赤ちゃんに年中お使いいただけるアイテムです。また、機能面だけではなく、足元を包んであげることで足がかわいらしく引き立ちますので、おしゃれ面でもおススメです。

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